最高の『行動』は「出馬する」こと

打倒民主! 桜組 事務局長 増木直美
ここ1〜2年、特に政権が赤くなってから保守陣営で「行動する保守」とか「○○行動する会」などと、「行動」と言う単語が日々目に付く。
実は「行動する保守」の言いだしっぺは私(私)だと自負しているが、行動するようになったことたいへん結構なことだと思う。「行動」・・・例えば、「国民新聞、百人の会の情報を読むようになった」「○○会の勉強会、講演会に行った」
「○○会の街宣、デモに参加した」。「読む」「行く」「参加する」・・・全て動詞。動詞は行動。濃淡はあれ皆「行動」。行動だと思う。
しばしば「○○会の勉強会などいくら行ってもダメだよ。そんなの行動のうちに入らないよ。」などと言う人もいる。「思い上がりもはなはだしい」と言いたい。なぜなら最高の行動から見れば街宣であれデモであれ「そんなの行動のうちに入らないよ。」と言うことになってしまうからである。もちろん、街宣やデモにけちをつけるわけではない。私自身、誰にも負けないくらい、街宣やデモはやってきた。また、今も現在進行形でやっている。皆、自分に可能な、できる範囲で得意なことをやったら良い。皆「行動」だと思う。
 さて、ここ1〜2ヶ月前より下記メンバーが来春の統一地方選に出る(新人)と声を上げた。皆、昨日まで一緒に活動をしていた政治素人の連中だ。私は彼らの勇気を賞賛し、尊敬する。なぜなら私にはとてもできないことを彼らはやるから。
日本国憲法を否定するならそれはそれで一つの考えだと思うが、現憲法下、最高の「行動」とは「出馬」であり、次に高いのは「投票する」ことではなかろうか。
 今まで赤い陣営は、隣のお兄ちゃんが、市民団体○○会の役員が・・・。等々、日々付き合っている人、近所の人を選挙に出してきた。下手な鉄砲も数打てば当たる。ところが、我保守陣営は「政治は専門家(政治家)に任せておけ。」「市民運動とは議員を当てにしないこと。議員が当てにできないから自分たちで行動するのが市民運動だ!」などとバカなことを言い、出馬に一線を隔ててきた。それどころか、議員と付き合うことにも距離を置いてきた。もちろん政治家と付き合うにはそれなりの品格は必要だ。
 政治音痴と言うか、世の中は「法律と判決で動く」、すなわち「国を動かすには政治家(議員)を動かし、裁判に(事実上)負けない」ということが基本理屈であることさえ分かっていない。もちろん議員には不正を働く奴、利益誘導しか考えない奴もいる。しかし皆がみなではない。そんなことを言っているからはっと気がついたら地方、国会問わず赤い議会が出来上がってしまっているのだ。
 下記メンバーの一人(現段階で出馬公表できない人)は現在悩んでいる。「みんなの党」から推薦をもらうつもりだが、周囲からは「立ち上がれ」から出ろと言われるという。どうしましょうか。と遠慮がちに聞いてくる。私に「みんなの党」から出ると言うと怒鳴られるとでも思っているのだろう。私は迷わず言った。それは「みんなの党」から出るべきでしょう。
選挙に通りたいのか、言いたいことを言いたいのか。どっち。
みんなの党」は支持率7〜8%、「立ち上がれ」は0.1%。誰が考えても答えは明白。確たる個人票を持っているなら「立ち上がれ」でも良いけど、でなければ「立ち上がれ」では絶対通らない。子供じゃあるまいし、手段と目的を分けたら。と言ったら急に元気になった。
もちろん個人票があり、言いたいことをきっちり主張するのが「王道」であることは言うまでもない。しかしそんな新人は初陣の石原慎太郎くらいだろう。
 この御仁、チョ〜〜右。私はついでに言った。「核武装憲法改正、国軍創設、9条は真っ先に改正しろ、日教組粉砕
」等々、絶対言わないこと。当選してから言うことは、当選する前には絶対言わない。敬愛する『新風』大阪代表神野氏の口癖は「選挙に勝つには、いかに赤い(左派の)票を取って来るかだ。」実に分かりやすい。
 選挙とは、その人が政治的発言をする資格があるかないか、選挙民がその人の人柄を審査すること。だと思う。
そして私は彼に、最後にこう付け加えた。
「私が当選したあかつきには○○手当ては言うに及ばず
『ワンワン手当て、ニャンニャン手当て』も支給します。」と言え。もちろん半分冗談だが、このくらいの芸当はできないと、直球だけでは消える魔球さえ使う赤い政権には勝てないと思います。
 私は下記各位を何が何でも支援したい。私には世の中が変わる確かな足音が聞こえてきます。

東京都千代田区  永田壮一氏
東京都 A区     H氏
名古屋市瑞穂区   川崎つとむ氏
大阪府吹田市    柿花道明氏
          柿本篤弥氏
兵庫県宝塚市    佐藤基裕氏
          重田俊征氏
その他、出馬するが現段階では公表できない人3名。
各地、出馬情報をご一報ください。